新しい挑戦、そして息子の誕生日!

先日とてもエキサイティングな手紙が!

ニュージーランドでの無料不妊治療対象として認められたという

ものでした。確かな問題点が見つからないない私たちにとって、

なぜこんなにも悩むのだろうかという思いを持ち続けながら

長い月日が経過しています。


人生の中で自分がコントロールができないことは沢山あります。

でもだからといって全て思った通りにいく事が幸せだとも限らない。

私はそう思います。



私は数年前、不妊ではないかという苦しみに押しつ潰されそうでした。

考えなければきっと悩まなくて済むんだ。次第にそう思うように

なっていました。

でも子供が欲しい気持ちはなくなる事はなかったんです。

私はその狭間で気持ちを整理することができずにいました。

きっかけは姉の「後悔した時の方がよっぽど辛い」。

この一言で初めての治療に挑戦する事にしたのです。

その時の治療は残念な結果だったけれど、それがあったからその後

養子縁組にも目を向けることができました。

「まだ養子縁組に進むには早すぎるんではないか」

「治療をもっとしてみて、本当に最後オプションがなくなったらに

したら?」そんなことを言う方もいました。

確かに本当ならば何度か試して、それでもダメなら、と思うのが

普通だと思います。でもその時は私たちにとってはごく自然な

流れでした。血が繋がっていなくても家族という形、絆はできるのだと

信じていたからです。



実は、その頃こんな経験をしました。

不妊治療の最後の方に差しかかっていたある日、祈っていたら。。。

雲の隙間から「もうすぐいくからねママ。待っててね」と手を振る男の子の

イメージというか、インスピレーションを感じたことがありました。

瞬時に「あれ?きっと今回の治療はうまくいかないんではないだろうか」

という勘が働きました。結果はやはり残念でしたが、後に養子縁組の

ケースワーカーさんから男の赤ちゃんの話をいただいた時に、

「そういう意味だったんだ!」と。だから、私たちは出会うべくして

出会った。家族になるはずの存在だったんだと強い運命を感じています。



前回Deanと日本へ戻った時に盗難に遭ってしまったんです。

警察署からやっと家路に着いて夜ごはんを食べていて私がため息を

ついたら私の様子を伺いながら「ママ、かなしい?」と聞いてきました。

そしたらそれまで我慢していた涙が溢れ出してきて首を下に振って

コクンと返事をしたらDeanも口を震わせながら泣き始めて。

二人でシクシク泣きながらご飯を食べました(笑)

そして、カメラを盗られたことが一番悲しくて、夜に思い出して

泣いていたら、寝ていたと思っていたDeanが

「ママ。こっちにくる?」と自分のベッドに私を呼んでくれたのです。

「でも狭いから」と私が遠慮すると、端の方まで体を寄せて

「ほら」と!まだ2才でもう私を守ってくれているかのようでした。


Deanは今月で3才。英語も、数字や絵もとても上手になってきました。

最近は名前の他に「ねえ、愛する我が子?」とか

「ねえ、世界一かわいいママの子?」などと呼んだときの反応を

楽しんでます。嬉しいみたいでニヤニヤーって笑うんです!


3年前にこの世に産まれてくれてありがとう!

そして我が子になってくれてありがとう!

ママはDeanのこと心から愛しています。永遠に一緒。絶対にだよ!!


いくつか誕生日の写真も載せますね。

私も登場は久しぶりなのでちょっと恥ずかしいです(笑)

今年Deanが選んだ誕生日のテーマは海と魚がだったので

お友達のママが可愛いクッキーを作って来てくれました!

いただいたプレゼントはニュージーランドにいる魚のポスター。

ちょっとおじさんっぽいプレゼントのようですがDeanには

ぴったりなんです。めちゃくちゃハマってます(笑)Deanのツボを

理解してくれていてびっくり!

Deanリクエストの「小さい魚を食べてるサメ」のケーキ。

なんとか形になりました・・・焦ったよ〜!

来てくれたお友達と。3人姉妹なんです!みんなきゃわいい〜♡




ニュージーランドでの新たな挑戦。めげずに、諦めずに

立ち向かおうと思います!

Joelle